トヨタホームで家を建てることになり、地鎮祭が終わると、いよいよ本格的な工事が始まりました。
まず行われたのが地盤改良工事です。
我が家の場合は地盤調査の結果、鋼管杭による地盤改良が必要になりました。
実際に施工したのは、約9mの鋼管杭を約20本。費用は約150万円でした。
150万円と聞くとかなり大きな金額ですが、土地を決めた段階からある程度想定されていたため、営業さんが最初の見積もりに予算として入れてくれていました。
この記事では、我が家で実際に行われた鋼管杭による地盤改良工事を、当時の写真と一緒に振り返ります。
※費用や工法は土地の地盤、杭の長さや本数、建物、施工条件などによって異なります。この記事に記載している金額や施工内容は、2022年に我が家で実際に行われた工事の記録です。
我が家の地盤改良工事
| 地盤改良の方法 | 鋼管杭 |
|---|---|
| 杭の長さ | 約9m |
| 杭の本数 | 約20本 |
| 地盤改良費用 | 約150万円 |
| 施工時期 | 2022年5月 |
約9mと聞いたとき、最初に思ったのがこれ。
9mもある長い鋼管杭って、どうやって運んでくるの??
設計士さんに聞いてみたところ、何本かの鋼管杭を現場でつなぎながら地中へ入れていくとのこと。
言われてみればなるほどなのですが、家づくりを始めるまでは全く知らないことばかりでした(笑)
そもそも地盤調査って何?
家を建てる前には、その土地の地盤が建物を支えられる状態なのかを調べます。
戸建住宅の地盤調査で使われる方法のひとつが、スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)です。
以前は「スウェーデン式サウンディング試験」と呼ばれていたもので、家づくりの資料などでは旧名称を見かけることもあります。
同じ分譲地の中でも場所によって地盤の状態は違うことがあるため、実際に家を建てる場所を調査して、必要に応じて地盤改良の方法が決まります。
地盤改良にはどんな方法がある?
地盤改良には、地盤の状態や支持層までの深さなどに応じていくつかの方法があります。
表層改良
地表に近い軟弱な地盤を、固化材などを使って改良する方法です。
柱状改良
地中に柱状の改良体をつくり、建物を支える方法です。
鋼管杭
鋼製の杭を地中へ入れ、建物を支える方法です。
我が家は、この鋼管杭になりました。
どの工法になるかは地盤や建物、現場条件などによって変わるため、「この深さなら必ずこの工法」というものではありません。
地盤改良工事の前日
地鎮祭から2日後。
現場を見に行くと、すでに敷地はネットで囲われ、地盤改良に使う重機も搬入されていました。
いよいよここから、本当に家づくりが始まるんだなぁという感じです。
地盤改良工事当日|鋼管杭を施工する
工事当日。
お昼休みに現場へ行って、写真と動画を撮ってきました。
現場に着いたのは13時ごろ。
全部で約20本の予定でしたが、この時点ですでに15本ほど終わっているとのこと。
作業、めちゃくちゃ早い!
鋼管杭を回転させながら地中へ
鋼管杭の位置を合わせたら、専用の重機を使って地中へ入れていきます。
目の前で見ていると、大きな鋼管杭がどんどん地中へ入っていきます。
杭をつないで約9mの深さへ
1本の長い杭をそのまま9m入れるわけではなく、鋼管杭をつなぎながら必要な深さまで施工していきます。
設計打ち合わせのときに疑問だった「9mの杭をどうやって運ぶの?」も、現場を見て納得しました。
最後に高さをそろえる
施工が終わった鋼管杭は、頭の部分だけが地面から出ていました。
我が家では、これをGL=-300、つまりグランドラインから300mm下の高さで切断してそろえると説明を受けました。
この日の作業は職人さん2人で進められていて、約20本の施工が1日で終わりました。
作業の速さにも驚きました。
2日後には、また更地に戻っていた
地盤改良工事から2日後、再び現場を見に行きました。
見た目は、ほぼ元の更地です。
でも、この地面の下には約9mの鋼管杭が約20本入っています。
もし工事中を見ていなかったら、
更地 → 更地……本当に工事したの?
と思っていたかもしれません(笑)
完成すると見えなくなる部分だけに、実際の工事を見られたのはいい経験でした。
鋼管杭の中は空洞?
この記事には、鋼管杭についてこんなご質問もいただきました。
鋼管杭の中は空洞ですか?
杭打ちのとき、杭の中に水が入ったらどうしますか?
我が家の工事で使用された鋼管杭の中は空洞になっていました。
ただし、施工中に鋼管杭の中へ水が入った場合に、どのような処理をするのかについては当時確認しておらず、正確なことは分かりません。
杭の仕様や施工方法によっても異なる可能性があるため、こうした施工上の詳しい点については、実際に施工するハウスメーカーや施工会社へ確認するのが確実だと思います。
地盤改良だけで約150万円。でも予算には入れていました
我が家の地盤改良工事費は約150万円。
家づくりの中でも、決して小さな金額ではありません。
ただ、我が家の場合は土地を決めた段階で地盤改良が必要になる可能性を想定していて、営業さんも最初から見積もりに予算を入れてくれていました。
もし予算に入っていない状態で、あとから「150万円必要です」となっていたら、かなりびっくりしたと思います。
これから家づくりをする場合は、地盤改良が必要になったときの予算についても、早い段階で担当者さんに確認しておくと安心だと思います。
まとめ|見えなくなる工事だから、見ておいてよかった
我が家では地盤調査の結果、約9mの鋼管杭を約20本施工する地盤改良工事になりました。
費用は約150万円。
工事が終わってしまえば、地上からはほとんど何も見えません。
だからこそ、大きな重機で鋼管杭が地中へ入っていくところを実際に見られたのは、とても良い記録になりました。
ここから、いよいよ家の土台となる基礎工事へ進みます。
続き:トヨタホームの基礎工事
地盤改良工事の次は、いよいよ基礎工事です。
鋼管杭の中は空洞ですか?
杭打ちの時杭の中に水が入ったらどうしますか?
コメントいただき、ありがとうございます。
今回使用された鋼管杭の中は空洞になっています。
ただ、杭打ちの際に杭の中へ水が入った場合に、どのような処理をするのかについては、当時確認しておらず、正確なところは私も分かりません。
施工方法や杭の仕様によっても違う可能性がありますので、詳しくは施工会社やハウスメーカーに確認していただくのが確実かと思います。
せっかくご質問いただいたのに、はっきりお答えできず申し訳ありません。
私も気になるところなので、分かる機会があれば記事にも追記したいと思います。